伊予市立中山中学校グラウンド(伊予市中山町出渕)で6月3日、数百匹のホタルを鑑賞できる「第29回伊予中山ホタルまつり」が開催される。
同まつりは自然環境の保全を図りながら絶滅状態のホタルをよみがえらせようと、1986(昭和61)年に結成された「伊予中山ホタル保存会」が始めたもの。
当日は、伊予高校吹奏楽部によるコンサートや太鼓演奏、よさこい踊り、クイズ大会や「えがお体操」、漫才コンビ・フジノミヤの漫才などのステージイベントのほか、抽選会も行う。栗ずしや栗入り山菜おこわをはじめ、唐揚げや焼きそばなどの夜店も展開する。
ホタルの鑑賞は中山橋周辺や佐礼谷地区、野中地区、永木地区などで20時~21時が見頃。16時30分からは同保存会がホタル鑑賞教室を開き、ホタル飼育箱を設置。ホタルの雄雌の見分け方などについて説明するほか、「ホタルの一生」をビデオで紹介する。
開催時間は16時~19時30分。入場無料。雨天時は、なかやま農業総合センター(中山町中山丑)に会場を移す。今後、6月上旬の天気が良い日は河原や町内の各所で飛び交うホタルを見ることができるという。