がん患者とその家族をサポートするレシピサイト「kama-aid(カマエイド)」のバージョンアップに向けたクラウドファンディングが、11月28日より始まった。
「カマエイド」は、がん患者やその家族の「家庭での食事」をサポートすることを目的に、病院や高齢者福祉施設で活躍してきた管理栄養士が考案したレシピを掲載するウェブサイト。「味がしない」「少量で栄養を取りたい」など、がん患者が抱えるであろう食事の悩みを、レシピを通して解決する。
クラウドファンディングの目標額は100万円。集まった資金は、11月現在1000件近くあるレシピのさらなる開発費用と、多種多様な悩みにより応えることができるサイトにするためのシステム開発費用に充てられる。
「カマエイド」を運営するSTSP(愛媛県松山市山越)代表の門間寛修さんは「自分が実際にがん患者の家族だったからこそ、がん患者やその家族の困っていることや悩んでいることで共感できる点も多いと思う。『がん患者を支える方を支える』ことで結果的にがん患者のサポートにつなげていきたい。まだまだ駆け出しだが、日本全国のがん患者と家族の『家庭での食事』をサポートするインフラを目指す」と話す。
クラウドファンディングの支援額は5,000円~。受け付けは12月27日まで。