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道後温泉本館が「火の鳥」とコラボ 次の100年へ、保存修理工事始まる

道後温泉本館の正面玄関に設置された「火の鳥」の日よけ幕と灯籠

道後温泉本館の正面玄関に設置された「火の鳥」の日よけ幕と灯籠

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 道後温泉本館(松山市道後)の正面玄関前に1月15日、「火の鳥」とコラボレートした日よけ幕と灯籠が設置された。

 約7年かけて行われる、道後温泉本館の保存修理工事「道後REBORNプロジェクト」の第1弾として企画。入浴券と、オリジナルタオルに封入されているポストカードも、「火の鳥」デザインに一新された。

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 「道後REBORNプロジェクト」は、手塚治虫がライフワークとして描き続けた傑作「火の鳥」の再生のイメージに、「道後温泉本館」の保存修理工事による再生を重ね合わせてコラボレーション。築124年となった重要文化財の「道後温泉本館」を、次の100年へ引き継ぐために行われる工事の期間にしか実現できないプレミアムなコンテンツやPRを展開。国内や海外にも、道後温泉本館の持つ文化的、歴史的意義を伝えることを目指している。

 大阪府から友人と旅行で道後温泉を訪れた内藤夕葵さんは「道後温泉本館には一度来てみたいと思っており、四国旅行の中で立ち寄った。工事のことは知らなかったが、日よけ幕や灯籠の現代的なデザインが、古い建物にマッチしていてすてきだと思う」と話した。

 道後温泉スタッフの女性は「今日から入浴券のデザインが『火の鳥』に変わり、いつもは半券を受付に置いていく常連のお客さんも『きれいだから』と記念に持ち帰る方が多い。工事の間は、いつもと違う浴室で入浴でき、普段は閉まっている北面入り口から入場できるなどの楽しみも生まれる。正面玄関の雰囲気が一新して、われわれも気が引き締まる。観光客の方だけでなく、地元の方にも、道後温泉本館の深い石造りの浴槽や、体に沿う浴槽のカーブ、透明感ある優しい泉質など、シンプルな『温泉浴場』としての魅力をあらためて楽しんでほしい」と話す。

 2月1日からの企画第2弾では、北面入り口の上に「火の鳥」のオブジェを設置。4月ごろには、企画第3弾として手塚プロダクション制作によるオリジナルアニメーション「火の鳥『道後温泉編』」の配信が行われる。

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