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松山市駅前に新店「黒船SOBANZAI」 「美味しく健康」コンセプトに

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 そばダイニング「黒船 SOBANZAI」(松山市湊町5、TEL 089-909-3339)が3月18日、松山市駅前にオープンした。

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 松山市内に3店舗を展開する十割力(松山市小阪3)の4店舗目。海鮮あぶりをメインに据えた2店舗目の「黒船 SOBABURI」と、食事とお酒の組み合わせを楽しむ3店舗目「黒船 SOBAR」の「いいとこ取り」を目指し、開店した。野菜をたっぷり使ったおばんざいなどを取り入れ、「身体(からだ)に優しく、身体が喜ぶ」をコンセプトにメニューを取りそろえる。

 店舗面積は約25坪で、席数は40席。個室2部屋も備えており、2部屋を連結して14人までの団体で貸し切り利用もできる。

 ランチメニューは、自家製ラー油を使ったつけだれが特徴の「黒紅そば」3種。定番メニューの「ぶた」「とり」(以上810円)に加えて、月替わりの限定メニュー(950円)も提供する。カフェタイムには夜のメニューも提供し、全ての注文にコーヒー1杯が付く。ディナーではお通しとして、おばんざい3品の盛り合わせを用意。秋田県の新政酒造「新政」をはじめ、地酒を中心とした日本酒のラインアップも豊富で、利き酒セットなども用意している。

 市内のスポーツクラブでインストラクターも務める十割力の社長・大野賀生さんは「食と運動で人々を健康に、という企業理念の下、身体が喜ぶ、身体に優しい料理を提供することで、日本人の健康寿命を延ばすことに貢献したい。日本人が好きな麺類の中でも、栄養豊富でヘルシーな点からそばに着目し、ラー油とそばが好相性であることに気付いて、黒船の看板メニューである『黒紅そば』が出来上がった。健康食といえば味気ない、おいしくないイメージがあるが、『おいしい健康食』を提供できるようにこれからも研究を重ねたい」と話す。

 店舗では現在、カフェメニュー用の「そば粉のガレット」を研究中。営業本部長の酒井正和さんは「今はまだメニューに載せていないが、納得のできるものが完成したらカフェタイムに提供するので、『そば屋のガレット』を楽しみにしていてほしい」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、カフェ=14時~17時、ディナー=17時~22時。

※「黒船」「黒紅そば」の「黒」は旧字体が正式表記。

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