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松山市中島に瀬戸内海初「四国最大級の海上アスレチック」誕生へ

海上アスレチック「スプラッシュビーチ ザ 中島」(※完成イメージ)

海上アスレチック「スプラッシュビーチ ザ 中島」(※完成イメージ)

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 松山市中島の姫ヶ浜ビーチに今夏、海上アスレチック「スプラッシュビーチ ザ 中島」が登場。今シーズンは7月20日に営業を開始する。

 中島は、松山市の沖合約10キロに位置する周囲約31キロの島。高浜フェリーターミナル(松山市高浜町5)から高速船で約30分の距離にある。「スプラッシュビーチ ザ 中島」では、海に浮かぶアスレチックの上でトランポリンやスライダー、ジャングルジムなどを楽しむことができ、一度に60人が利用できる。1回50分の時間制で、身長110センチ以上の人が利用可能。

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 オープン期間中は、海辺で楽しむSUPヨガや宝探し、バブルランなど、海や砂浜を生かし、幅広い世代が楽しめるイベントも開催する。

 中島は、今年で34回目を迎える「中島トライアスロン」を1986(昭和61)年から実施しており、現在では「みかんと太陽とトライアスロンの島」のイメージが定着している。2007(平成19)年には地元の高校生や大学生、20~30代の社会人などが中心となって「スポーツアイランドフェスタ中島実行委員会」を発足し「中島ビーチサッカー」などのイベントを開催しながら、中島の夏の魅力を発信してきた。

 「スプラッシュビーチ ザ 中島」のオープンに携わった山本智紀さんは、中島出身。毎年トライアスロンが開催される風景を見て育ち、22歳のときには「中島ビーチサッカー」の開催にも携わった。4年前に、伊豆で新しくオープンした海上アスレチックのことを知り、フェイスブックで写真を紹介したところ、大きな反響があったことがきっかけとなって中島での設置を目指して活動を続けてきた。

 山本さんは「地元中島や島外の松山の仲間と連携し、行政や地域の方の理解と支援を得て4年越しで夢を実現することができた。トライアスロン、ビーチサッカーに続く夏の風物詩として定着させ、多くの人に中島の魅力を体験してもらうきっかけにしたい」と話す。

 「中島では、かつて1万5千人だった人口が現在では3000人余りになっており、子どもの数も少ない。島民の足であるフェリーの航路も、寄港地の減少が検討されるなど厳しい現状に直面している。多くの人に中島へ来て、楽しんで、知ってもらい、中島の魅力を伝えながら関係人口を増やしていくことで、都市圏からの移住やUターンなども含む、若者の定住促進につなげたい」と意気込みを語った。

 開催期間は毎年7月中旬~8月末の予定。料金は50分1,500円(小学生以下1,000円、ライフジャケット代別途)。「スプラッシュビーチ ザ 中島」を利用した人は、帰りのフェリー料金が無料になるサービスも。

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