愛媛大学医学部附属病院内に8月3日、「タリーズコーヒー 愛媛大学病院店」がオープンした。
店舗面積は約22坪。店内は、点字メニューを用意したり、車いすで来店した人が動きやすいような設計にしたり、商品提供台を低くし角に丸みを持たせるなど、病院内店舗ならではの工夫を随所に施した。
「当店は、愛媛県内でコーヒーチェーンとしては初めての病院内店舗。患者さんだからといって特別扱いをするのではなく、平等に接しながらも、さり気ない気配りを行えるよう接客にも重点を置いている」とタリーズコーヒージャパン(東京都新宿区)広報室の三森睦子さん。
同社は2004年に病院内店舗を東京でオープンして以来、病院内への出店を全国で積極的に進めている。「病院内に癒やしの空間を提供する」ことを目的に、患者の療養環境の向上、職員の福利厚生の充実などの病院側のニーズに応え、明るく開放的な環境づくりの一端を担っていこうとするもの。
「病院にいながら、街中のカフェにいるかのような気分が味わえるのが最大の魅力。コミュニケーションやリフレッシュの場として、お気に入りのドリンクとともにくつろぎの空間を提供していければ」(三森さん)とも。
営業時間は、平日=7時30分~18時30分、土曜=9時30分~16時。日曜・祝日定休。