松山市で初めて下水道マンホール蓋のデザイン募集が行われ、9月7日、受賞者表彰とお披露目式に続き、銀天街路上への設置が行われた。
お披露目式は、国土交通省が定める、下水道の日(9月10日)と下水道週間に合わせて開催。大人にも子どもにも下水道の大切さを知ってもらい、下水道を身近に感じてもらうことを目的に、松山市政施行130周年記念事業の一環として行った。
小学生部門(4年生以上)、中学生部門、一般部門(高校生以上)計3部門の募集に対して応募総数は1336点。松山市では、各部門で最優秀賞に選ばれた計3点を実際のマンホール蓋として製品化し、松山市銀天街に設置した。
各部門の最優秀賞受賞者は、安倍由花子さん(小学校5年生)、俊成唯さん(中学校3年生)、森棟俊仁さん。それぞれ、坊ちゃん列車や松山城、松山の市花である「ヤブツバキ」、松山市ゆかりの俳人正岡子規などをデザインに取り入れている。
マンホール蓋の製作には、表面にデザインプレートを取り付けることのできる製品「デザインストリーマー」(日之出水道機器株式会社、福岡市博多区)を、松山市で初めて採用した。
受賞者らの作品は、銀天街の伊予銀行湊町支店前、高窪仏具店前(いずれも湊町4)、南銀天街との交差点に近い横田ボタン店前(湊町3)に設置され、道行く人の目を楽しませている。