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初のオンライン開催「愛あるえひめ暮らしフェア」地域の魅力発信で移住促進目指す

オンラインで初開催された「愛あるえひめ暮らしフェア」のウエブサイト

オンラインで初開催された「愛あるえひめ暮らしフェア」のウエブサイト

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 愛媛県への移住促進を目指すイベント「愛あるえひめ暮らしフェア」が6月21日、初めてオンラインで開催された。

 同フェアの第1回は、2016(平成28)年6月の開催。これまで主に東京や大阪などの大都市で対面式のイベントを行ってきたが、今回は新型コロナウイルス流行の影響を受け、初のオンライン開催を決めた。今後は9月19日までに4回の実施を予定している。

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 当日は、県内16市町を含む22団体が、オンライン会議システム「Zoom」を活用して、現地からリアル配信で参加。移住経験者による講演会や、地域おこし協力隊のトークセッションなどのほか、「市町対決ご当地自慢バトル~うちが一番ええとこやけん!」と題したセッションでは、伊予市、宇和島市、上島町の担当者らがユーモアを交えて地域の魅力をアピールした。

 自宅にいながら、普段なかなか聞けない愛媛での生活や仕事の「リアル」に触れられる貴重な機会とあって、約1000人がライブ配信を視聴。自治体の職員などに個別相談や質問のできる「オンライン相談ブース」には、事前登録した参加者から60件ほどの相談が寄せられた。

 イベントの開催に携わる、愛媛県地域振興局地域政策課の雲峰隆光さんは「2017(平成29)年の愛媛県への移住者数は1085人だったが、2019年には1909人と過去最多を更新した。東京や愛媛に専属の『移住コンシェルジュ』を配置し、きめ細かい相談体制を構築したことや、県内市町が一体となった移住フェアの開催など、情報発信の成果が形になってきたことを実感している」と、活動の手応えを語る。

 「従来実施してきた対面式の移住フェアでは、毎回の来場者数が100人程度だったが、今回はオンラインの強みが生き、多くの人に参加してもらうことができた。今後は、今回のようなデジタルの活用と、リアルでの取り組みを合わせて展開し、地域の担い手となる現役世代や子育て世代が愛媛に来ていただけるよう、魅力を伝えていきたい」とも。

 「愛あるえひめ暮らしフェア」のサイトでは、移住スカウトサービス「SMOUT」と連携して地域おこし協力隊や移住体験ツアー参加者の募集も行っている。地域おこし協力隊の募集内容は「コミュニティナース」「地域情報発信」など多彩。移住前に知りたいことを地域のサポートを受けてツアー形式で体験できる「プチ移住体験ツアー」なども用意する。

 今後の開催予定は、7月19日、8月9日、8月30日、9月19日の4回で、各回10時~17時。参加無料。各自治体・団体への個別相談は事前の申し込みが必要。今後は、漠然と移住を考えている人などがより気軽に相談できるよう、予約不要の総合案内ルームも開設する。

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