洋菓子製造販売の「ラポール」(松山市井門町)は11月1日、直営ケーキ店「パティスリーラポール 空港通店」(空港通7)を出店する。
店舗面積は約19坪。同店は、同社初のテークアウト専門の単独店。店内にはオープンキッチンを設ける。
「以前からケーキ店を展開していくことは考えていた。今回、理想的な物件が見つかり1号店を開く。雰囲気・イメージ・商品ともに、フレッシュさと温もりを感じ、決して華美ではない『手の届くぜいたく』を提供していきたい」と同社の橘憲一郎社長。
商品は、カスタードと生クリームのブレンドクリームをふんだんに使用したシュークリーム(180円)などの生菓子15種と、焼き菓子10種ほどを販売する。ほかにも、食用バラを使ったケーキなども販売予定。
「人と人とのつながりを大切にしたおもてなしの接客と行き届いたサービスを心掛け、半径2キロメートル圏内を商圏ととらえ、『近所のおしゃれな洋菓子店』を作っていきたい。その上で、ファン・リピーターづくりを進め、『ラポール』の名を広めていきたい」と同社長。「今後、県内に10年間で10店舗の出店を目指したい」とも。
オープン日の11月1日~3日までは利用客にバームクーヘンなどのプレゼントも用意している。
営業時間は10時~19時。