「四国へんろ道文化」世界遺産化の会(松山市東石井6、TEL 089-956-3555)は5月23日、「へんろ道体験クリーンウォークin三坂峠」を開催する。
同会は、1200年にわたり四国で受け継がれてきた「四国へんろ道文化」の価値を学び、実際にその道を歩むことで文化的な源流を探り、より魅力的な地域社会に変えていく運動を広げ、「平和のシンボルの道」として「四国へんろ道文化」の世界遺産登録を目指し、2000年9月に設立された。
同会10周年を記念して開催される同イベント。久万高原町三坂峠から、46番札所の浄瑠璃寺と47番札所の八坂寺を通り、へんろ発祥の地、松山市恵原町までの旧へんろ道約10キロをゴミ拾いなどをしながら歩く。
「今までお遍路に関心がなかった人や、若い方々にもぜひ気軽に参加してもらえれば。おかげで当会も今年で10周年を迎えたが、全国の人たちにその素晴らしさを伝えていくためには、もっと多くの協力者が必要。今年は特に会員募集にも力を入れていく」と同会事務局の松木さん。
9月には、「創立10周年記念フォーラム」の開催も予定する。