えひめイズムでライム普及イベント-松山大が地元農業企業とコラボ企画

ライムソフトクリーム開発の様子

ライムソフトクリーム開発の様子

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 愛媛県産商品を展示・先行販売する「えひめイズム 感性価値創造ショップ」(松山市大街道3、TEL 089-993-7557)で12月11日・12日、松山大学の学生とのうみんがコラボして「ライム街道(ロード)」が開催される。

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 同大学では学生・教員が地域産業や企業と連携し、地域や地域産業の活性化、実践プロセスを通し、学生の実用的知識の習得や社会人に向けての成長を生きた形で推進する「社会人基礎力育成事業」を2009年度から行っている。同年度経済産業省より「体系的な社会人基礎力育成・評価システム開発・実証事業」に採択された。今年度は8つのプロジェクトが始動している。

 同イベントは「のうみんしゃプロジェクト」の一環で、農産物販売などを行うのうみん(下伊台町)から松山産ライムを広めたいと大学側へ声がかかったことがきっかけ。松山市はライムの生産量が日本一。松山市では昨年度から行政と農家が共同しライムの産地化が始まっている。

 プロジェクトは今年で3年目を迎え、参加する学生は17人。週1回、会合や打ち合わせを行い、これまでにライムを使った商品の企画を行った。昨年12月には「松山産ライムサイダーPlim(プライム)」を発売。えひめインベストメント企画担当の菅さんは「観光客・地元客問わず人気。瓶が重いため観光客の人は店内で飲んで帰ることが多い」という。

 イベントでは松山大学が地元企業と開発したオリジナル菓子「松大三昧」の数量限定販売やPlime、アロマウオーターの販売、ライムドレッシングの試食を予定。学生が考案したイメージキャラクターの投票も予定し、アンケート回答者にはライムソフトクリームを用意する。ソフトクリームはライムの香りが引き立つよう試行錯誤を重ねた結果、ライムの果皮を削りふりかけた。

プロジェクトを推進する学生の1人は「現在松山市はライムの生産量が全国1位。そのことをもっと松山の人に知ってもらいたい。大街道まできたらぜひ足を運んでほしい」という。

 開催時間は、11日=11時~17時、12日=11時~16時。

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