松山市内を中心に活躍するフリーカメラマンの田所正臣さんらが3月20日から、松山大街道商店街で歩行者から被災地へ向けてのメッセージを集め写真と一緒にツイッターで配信している。
東日本大震災後、カメラマンとして何かできることはないかと元気を届ける写真をツイッターで配信していたが、より多くの人から集めようと商店街での活動を開始した。被災者に向けてメッセージを書いた人をスケッチブックとともに撮影し、ツイッター上にアップ。実施日にツイッターで随時更新している。
活動を始めてから2日間で約500人のメッセージが集まった。「いろいろな人が利用してくれるが、若い人が多く、みんな何かしら自分のできることを考えている。こういう場を提供してくれてありがとうと言われたこともある」と田所さん。田所さんらが声をかけなくても、自ら名乗り出てメッセージを書く人が多く、実施時には人だかりができている。
実施日は毎週土曜・日曜の10時~17時。26日のみ今治市内で実施を予定する。