松山大街道商店街でで11月23日、山本学園(松山市一番町1)学園祭「ガンバレニッポン東日本大震災復興支援チャリティー」が開催される。
今回は「Change to Smile,Chain of Smile(大街道から笑顔の連鎖)」をテーマに、「日本を元気にする後押しをしたい」と震災復興チャリティーをメーンに行う。
バザーブースでは、募金活動や売り上げの一部を義援金として被災地に送るほか、木の屋石巻水産(宮城県石巻市)の「感謝の缶詰」を販売。津波で壊滅的な被害を受けた同社は工場内のがれきや泥に埋もれていた缶詰を掘り起こし、救援物資が届くまでの間、食料として地域の人に配布した。その缶詰を「希望の缶詰~金華さばみそ煮~」として各地で販売。「感謝の缶詰」は創業50年、変えることのなかった「鯨の大和煮」の味を岩手県工場の協力を得て、「希望の缶詰」を通して応援してくれた人に感謝の気持ちとして作ったもの。被災地のパネル展示も行う。
ステージではさまざまなプログラムを展開。学生によるアコースティックライブ(11時30分~、14時~、15時~)、ファッションショー(12時~、14時30分~)、「ダンス&山学ヒーローショー」(12時45分~)、ビンゴ大会(13時30分~)。
実行委員副委員長で松山デザイン専門学校の1年生・杉本みうらさんは「今年は震災もあり、学園祭だけではなく、何か特別なことをしたいという声が多かった」と話す。「被災地は距離的には松山から遠く離れているが、人同士はきっと近くで寄り添えるはず。少しでも日本を元気にできれば」とも。
開催時間は10時~15時30分。