震災直後の被災地を撮影した実録映画、松山で2作品同時上映

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 松山南銀天街商店街の「シネマルナティック」(松山市湊町3 TEL 089-933-9240)で1月28日~2月3日、東日本大震災発生直後の被災地を記録したドキュメンタリー「大津波のあとに」「槌音」の2作品が上映される。

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 「大津波のあとに」(監督=森本修一さん)、「槌音」(監督=大久保愉伊さん)の2作品は、昨年10月に開催された「山形国際ドキュメンタリー映画際2011」で正式上映された。11月に東京・渋谷で上映されたことが反響を呼び、東京以外の地域での上映が決まった。西日本では今回が初上映。

 「大津波のあとに」は東日本大震災発生から2週間後の3月23日から4月1日まで、仙台、東松島、石巻で監督が目にした風景と被災者の証言を記録した作品。児童104人中74人が津波にのみ込まれた石巻市立大川小学校を中心に描いた。

 「大槌」は監督の大久保さんの故郷である岩手県大槌町が被災し大久保さんの家族も災害に見舞われた。大久保さんは震災から2週間後の3月25日に帰省。作品は震災前と震災後の映像を絡めて編集した作品となっている。

 上映時間は10時~、15時~。料金は、当日一般=1,700円、大学生=1,400円、高校生以下、シニア(60歳以上)=1,000円。火曜休館。

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