松山・一番町に2月10日、イタリアンバル「TORAISHI(トライシ)」(松山市一番町1、TEL 089-947-9036)がオープンした。
席数は店内37席とテラス12席合わせて49席。「ラーメン工房りょう花」「お好み焼きたろめ亭」などの飲食店を展開するブシド(古川3 )が経営する。
同店の前身である山越の「虎石ダイニング」では和食とイタリアンを提供していた。それぞれ特化したメニューを提供することになり、1月21日に同所に「和食瀬戸内とらいし」がリニューアルオープン。そして今回、一番町に新たにイタリアンがオープンした。
同店は、「立ち飲み酒場のようにワイワイしているにぎやかな店内」がコンセプト。虎石ダイニングよりメニュー価格を低めに設定し、若い層もターゲットに含める。食材は県内産にこだわり提供。野菜は東温の契約農家から、魚は瀬戸内海のもの、肉料理で使う牛肉は「伊予牛」のA4ランク以上のものや豚肉は「甘とろ豚」、鶏肉は「伊予地鶏」などを使う。
ホール責任者の梶野さんは「店の周囲にはビジネスホテルが多い。県内産の食材を多く使っているので、出張などで訪れた人に愛媛の食材を食べてもらいたい」と話す。
メニューは季節の食材を使用した「前菜10種盛り合わせ」(2人前=1,280円、3人前=1,680円)、生パスタの「ホタテ貝柱とタイのリングイネ、カリカリパン粉がけ」(980円)、松山のパン店「いろは屋」(清水町3)と共同開発した「塩フォカッチャ」(280円)など。ランチは、2種類から選ぶ生パスタや3種類の前菜、フォカッチャ、サラダなど計6品で980円。
「ワイン好きな人が多く来店している。これからワインの種類も増やしていけたら」とも。
営業時間は11時30分~15時、17時30分~24時。