愛媛大学演劇部・演劇研究会が4月14日・15日、同大(松山市道後樋又)で合同公演「MOON(ムーン)」を行う。
部員は現在23人で、年4回の定期公演を行っている。毎回プロ劇団の脚本を借りて演じていたが、今回は劇作家・如月小春さんの作品「MOON」を演じる。台本決めは、演出担当者へ部員が演じたい台本を提出し多数決で決める。今回演出を担当するのは相原麻梨菜さん。
新4年生が引退し、今回から2・3年生だけの舞台となる。劇中では10人の役者が登場。「MOON」のあらすじは、平和な夫婦生活を送っていた男性が突然職と妻を失い、名前も奪われてしまい、自分の居場所が一つ一つなくなっていくストーリー。
同部制作・渉外担当の遠矢さんは「今まではわかりやすい話を演じることが多かったが、今回は独特な世界観を持っているので、ドラマや映画とはまた違った空気感を演出できれば」と話す。
開演は、14日=18時、15日=13時・18時。開場は開演の30分前。チケットは、前売り=500円、当日=700円。愛媛大生協、松山大生協、DUKE、明屋書店松山本店・大街道店、いよてつ高島屋などで取り扱う。問い合わせは遠矢さん(TEL 090-1001-3246)まで。