Nurse and Craft株式会社(本社:広島県呉市/代表取締役:深澤裕之)は、2025年8月7日~8日にフィリピン・マニラのSEDA Vertis Northで開催された「Metro Manila Business Conference 2025(以下、MMBC 2025)」において、代表取締役 深澤裕之が登壇し、ウェアラブルデバイスと尿検査キットを活用した高齢者の自立支援サービスについて講演を行いました。

MMBC 2025は、フィリピン商工会議所首都圏支部(PCCI-NCR)傘下の16都市商工会議所が主催する、メトロマニラ地域最大級のビジネスカンファレンスです。今回は400~500名の参加者を集め、政府高官、ビジネスリーダー、外交官、海外投資家、起業家らが参加し、スマートシティ、グリーン投資、デジタルトレード、未来の働き方といった先進的テーマについて議論が行われました。
- MMBC 2025 ウェブサイト
https://mmbc2025.com/

代表深澤は、「Navigating an Aging Economy - Innovations for Business and Health Sustainability at Workplace」のセッションにおいて、日本の離島での高齢化・過疎化の現状と、当社のサービス「STARTWELL(スタートウェル)」を中心としたスマートケア技術の導入事例を紹介しました。
講演では、ウェアラブルデバイスと尿検査キット、ヘルスケア人材による定期訪問を組み合わせた包括的なヘルスケアモデルが、高齢者の健康維持と地域の持続可能性にどのように寄与するかを示しました。
フィリピンの医療インフラ問題は、経済的、社会的要因のみならず、大小合わせて7,641の島々がある地理的な要因も絡み合った構造的課題であることから、医療アクセス不便を前提とした当社ソリューションに期待を寄せられました。
「今回、フィリピンの重要なビジネスカンファレンスで講演する機会をいただき、大変光栄でした。高齢化というアジアの共通課題に対し、日本で培ったスマートケア技術の知見を共有できたことは非常に意義深いと考えています。テクノロジーの力で、より多くの高齢者が自立した生活を送れる社会の実現に向けて、国際的な連携を深めていきたいと思います」


当社は、今後も東南アジア地域における事業展開の可能性を探求し、現地のヘルスケア関連企業や政府機関との協業機会の創出を目指します。また日本においては、医療・介護供給体制の限界から予防医療シフトは不可避だと考えており、特に基礎自治体へのサービス導入を通じて事業展開を図っています。

タグライン:「100年生きたら、おもしろかった」
企業名:Nurse and Craft株式会社
代表者:代表取締役 深澤裕之
本社所在地:広島県呉市豊町久比2312
松山オフィス:愛媛県松山市湊町4丁目6番地12 池田ビル1-2F
設立:2019年8月
資本金:21,900,000円
コーポレートサイト:https://nurseandcraft.io/
STARTWELL:https://startwell.nurseandcraft.io/