松山の酒造メーカー・水口酒造、歴史ある「水軍太鼓」のコラボ酒発売

歴史ある「水軍太鼓」のコラボ酒発売

歴史ある「水軍太鼓」のコラボ酒発売

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 松山の酒造メーカー「水口酒造」(松山市道後喜多町、TEL 089-924-6616)は6月1日、原酒「伊豫之國水軍太鼓」を発売した。同商品は同酒造と「伊豫之國松山水軍太鼓30周年記念事業実行委員会」のコラボ商品。

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 水軍太鼓とは、かつてほら貝を合図に出陣し、太鼓の音で船団を導いたとされ、瀬戸内海で幾多の戦いのドラマを繰り広げた水軍の活躍を和太鼓で表現するもので、現在も保存会や新たな郷土芸能として、勇壮な演奏を引き継いでいる。同太鼓委員会はその水軍の中の一つ、守護大名、戦国大名となった伊予国における有力豪族である、河野水軍の水軍太鼓を受け継いでいる。

 「私が道後温泉で働いていた時からの知人である水口社長と話している際、この水軍太鼓と水口酒造の酒をコラボさせると面白いのではという話が出た。そこから本格的な話へと発展していき、今回の商品化へと結びついた」と同委員会会長の田内宏幸さん。

 田中さんはさらに、「商品は、実際に水軍が船の上で飲むというシチュエーションや水軍の荒々しさをイメージし、アルコール度数20という強い酒にした。パッケージには水軍が力強く太鼓を打っているイラストを入れている。今後、イメージにより近い、舟どっくりのような形状で発売することができれば面白いのでは」と商品への思いを話す。

 価格は、720ミリリットル=1,785円、1,800ミリリットル=2,940円。販売場所は同酒造や空港、土産物店など。

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