道後で地元小中学生が自ら収穫したミカンを販売-自然体験学習の一環で

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 道後の東屋(道後湯之町)で12月10日、地元小中学生約40人が自ら収穫したミカンを販売した。

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 松山市教育委員会では2009年から年間を通じた自然体験学習を市内で行う「体験学習を通じた人間力育成事業」に取り組んでおり、今年で3回目。継続した農業・漁業・文化体験活動を実施することにより、子どもの成果や学習に対する意欲、集団の一員としての態度などの「人間力の基礎」の育成を目的としている。

 本年度の同事業では「さかもとぽんぽこ村」「立岩ダッシュ村」「なかじま元気村~中島ふるさと生活体験学習~」の3カ所で実施。対象は小学4年生~中学3年生(コースにより異なる)。各コース定員は40人ほどだが、毎年150人~160人の応募があり、抽選を行っている。

 当日は、「なかじま元気村」コースに参加した小中学生44人が、中島で収穫したミカンや中島産のヒジキを販売した。同コースは中島地区でミカンの栽培を中心とした体験や地引き網、カヌーなど、1泊2日の活動3回、日帰りの活動1回のスケジュールで行った。

 5月は中島ミカンの施肥・花観察や島一周巡り、釣り体験、7月はミカンの摘果・草引き体験や地引き網、トコロテン作り体験、10月がミカンの収穫・選別・出荷体験、カレー作りなどを体験。ミカンの木1本ごとに参加した生徒の名前がつけられており、一年を通して世話を行い、約100キロほどのミカンが収穫されたという。

 今年から、収穫だけではなく販売まで行うことになった。初めは道後商店街前の時計台前で行う予定だったが悪天候のため、急きょ東屋に会場を移した。参加した生徒は観光客などに中島産ミカンや特産品をPRした。

 参加した小学生は「ミカンを育てていて、大きなミカンを育てるために小さなミカンを夏ぐらいに摘み取って捨ててしまう(摘果)ことを知らなかったので驚いた」と話す。「一番心に残っているのはカヌー。自然が豊かで楽しかった」「自分が収穫したミカンは最上級においしかった。おいしいミカンをたくさんの人に食べてほしい」とも。

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