松山のミニシアター「シアターねこ」(松山市緑町)で7月19日・20日、国内外で活躍する演劇カンパニー「チェルフィッチュ」の公演「女優の魂」が行われる。
同劇団は、これまでに世界50都市での公演を行った経験のある演劇作家・岡田利規さんが主宰する劇団で、2011年には「ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶」が、モントリオールの演劇批評家協会の批評家賞を受賞した。昨年シアターねこのディレクター・山本清文さんが同作品を朗読した際に、朗読許可を得るため同団に依頼をしたことから、今回の公演が決まった。「女優の魂」は雑誌「美術手帖」昨年2月号に掲載された岡田さんの作品で、ユーモラスでコミカルな一人芝居となっている。
19日の公演後には、岡田さんと山本さんのトークイベントも行われる。作品についてや、岡田さんが住む熊本の地域の演劇について話す予定。
山本さんは「東京でもチケットが取れないような有名な劇団なので、質の高い演劇を見てほしい。これを機会に演劇に興味を持っていただければ」と話す。
開演は、6日=20時、7日=14時・17時。チケットは、学生=1,500円、一般前売り=2,000円(当日2,500円)。前売りチケットは同シアター(TEL 089-904-7025)、メール(neco@sco.e-catv.ne.jp)、いよてつ高島屋、明屋大街道店、DUKEショップ大街道店で販売。