旧中山高等学校運動場（伊予市中山町）で6月11日、数百匹のホタルを鑑賞できる「第28回伊予中山ホタルまつり」が開催される。

　同まつりは自然環境の保全を図りながら絶滅状態のホタルをよみがえらせようと1986（昭和61）年に結成された「伊予中山ホタル保存会」が始めたもの。同校運動場で毎年開催されており、今年で28回目。毎年数百匹のホタルを見ようと約5000人が来場する。

　当日は、伊予高校吹奏楽部によるコンサートや太鼓演奏、よさこい踊り、漫才コンビ・ひめコロンの漫才ステージのほか、抽選会も行う。バザーや夜店の出店も予定する。

　ホタルの鑑賞は、佐礼谷地区と永木地区で20時～21時が見頃だという。17時30分からは「伊予中山ホタル保存会」によるホタル鑑賞教室が開かれ、ホタル飼育箱を設置。ホタルの雄雌の見分け方などについて説明するほか、「ホタルの一生」をビデオで紹介する。

　開催時間は17時～20時30分。