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道後オンセナート「影絵プロジェクション」 自分の影を博物館へ投影

投影された影絵

投影された影絵

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 道後公園(松山市道後町)で12月14日、「影絵プロジェクション」が行われた。アートフェスティバル「道後オンセナート2018」の地元プロジェクトとして企画されたもの。

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 同日始まった「ひかりの実」イルミネーションイベントのオープニングイベントとして、「道後で何か子どもや観光で愛媛に訪れた方の思い出に残ることをしたい」という思いから、「道後小学校おやじの会」のメンバーを中心に企画。

 「影絵プロジェクション」は、スクリーンの前に立った自分の姿が影絵として、子規記念博物館の壁面に大きく投影されるアートプログラム。当日は、道後小学校の児童や家族をはじめ、観光客も影絵をつくり博物館の壁面にさまざまな形が映し出された。

 主催の道後小学校おやじの会の児島一晴さんは「道後の文化を象徴する子規記念博物館と参加者がコラボレーションするフォトジェニックイベントになった。影絵という光の影のコントラストに自身をはめ込み、子規の軌跡を象徴する子規記念博物館へ投影された影絵を写真に収めることで道後での思い出の一ページにしてほしい」と語った。

 参加した道後小学校2年生の男児は「影絵をやるのは今回が初めての経験。いろいろな形を作ることができて面白かった」と話す。

 道後オンセナートは温泉という地域資源にアートを組み合わせる取り組み。今回はオマージュをキーワードに約20名のアーティストが道後を彩る、2017年9月にプレオープン、2019年2月のフィナーレまでの18ヶ月間、ホテルや街中に設置される作品と多様なイベントが展開されている。

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