スターバックスが4月5日、愛媛の伝統産業である砥部焼のマグカップ「マグ三唐草」を愛媛県中予地方の8店舗限定で発売した。
砥部焼のマグカップは、日本各地にある地元の産業や素材を取り入れた商品開発を行い、その地元の店舗のみで販売する「JIMOTO made series」の10企画目。砥部焼の特徴である厚みのある白磁を生かしたシンプルなデザイン。上に向かって口がすぼまっていく、ぽってりとしたシルエットに、スタバのマークと「BAIZANGAMA」「CHUYO」などのロゴが描かれている。砥部町で最も古い窯元である梅山窯で、全工程、職人の手作業によって製作されている。
スターバックス道後温泉駅舎店スタッフの女性は「シンプルな見た目だが、カップを口に運んだとき、向かい合った人に、カップの底に描かれた砥部焼梅山窯の伝統模様『唐草』が見えるようデザインされている。デザインだけでなく、電子レンジでも使うことができる実用品としての丈夫さも魅力。普段の生活の中で活用していただけるとうれしい」と話す。
「JIMOTO made series マグ三唐草」は、容量296ミリリットル。松山市、東温市、松前町の店舗のみで販売。価格は5,832円。