松山市内の神輿(みこし)18基に加え、宇和島牛鬼、新居浜の太鼓台などが参加する「大神輿総練(おおみこしそうねり)」が9月8日に堀之内公園(堀之内)で開催される。
愛媛・松山ならではの魅力を全国に発信し、観光振興や地域の活性化を図ることを目的に、2010(平成22)年から実行委員会が年に1度開いている。
今年は、今治の「継ぎ獅子」や大洲藩鉄砲隊の演武、大洲市肱川町「山鳥坂鎮縄(しめ)神楽」などの伝統芸能のほか、松山東雲中学・高等学校吹奏楽部による演奏も行われる。お楽しみステージイベントや子ども向けふわふわ遊具、県内市町等の観光・物産展ブースや飲食の屋台なども出店し、イベントを盛り上げる。
松山市内の神輿による鉢合わせ、太鼓台の差し上げ、宇和島牛鬼などによるパフォーマンスは15時10分、クライマックスの「総練」は16時30分ごろから行われる予定。
新居浜市から参加する「口屋太鼓台・さしあげプロジェクト」では、男性限定で太鼓台のかき夫180人を募集している。居住地や経験は不問で、ホームページからの事前登録が必要。当日現地で法被の貸し出しも行い、勇壮な太鼓台の差し上げを体験できる。
開催時間は10時~17時。入場無料。有料の桟敷席(1,200円、先着500人)も用意する。