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「月面LOVE」と「397年ぶりの木星・土星大接近」の観測楽しむ 松前町で観望会

エミフルMASAKIで愛媛星空キャラバン隊が開いた観望会の様子

エミフルMASAKIで愛媛星空キャラバン隊が開いた観望会の様子

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 397年ぶりの木星・土星大接近と「月面LOVE」を観測するイベントが12月22日、エミフルMASAKI(伊予郡松前町筒井)で行われる。

「月面LOVE」2018年3月の観望会で撮影し、11月3日には世界に向けて紹介された

 「月面LOVE」は、太陽光の加減で月面にアルファベットの「L・O・V・E」形の影が見える現象。「V」形の影は以前から広く知られており、2004年にはカナダ人のアマチュア天文家が月の中心近くに見える「月面X」を発表して、多くの天文ファンが観測を楽しむようになった。

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 2018(平成30)年5月、「L」に加え「O」と「E」を発見して発表したのは、松山市内で観望会のサポートなどを行う「えひめ星空キャラバン隊」代表の竹尾昌さん。同年3月の観望会で撮影した写真で「月面LOVE」の存在を確認し、11月3日にはNASAとミシガン工科大学が運営する国際的な天体イベントの紹介サイト「APOD-NASA」にも紹介されて、SNSなどで大きな話題になった。

 「特に月の下端近くにある『L』は、月特有の上下動『首振り運動』の影響などもあってなかなかきれいに観測できないため、『幻の月面LOVE』と呼ばれることもある。年に数回しか見られず、毎回見え方が違うので、つい追いかけてしまう魅力がある」と竹尾さん。

 「当日は月齢7.4の、これから満ちていく上限の月。満月のときには見えにくいクレーターを鮮やかに観測できる絶好の機会で、形の整った『L』が見られるのでは」と期待を寄せる。「木星と土星が月の4分の1の距離まで近づいて見える世紀の大接近と併せて楽しんでほしい」とも。

 竹尾さんは「日本で『月面LOVE』を見られるのは月に1回程度だが、毎日、世界のどこかかから必ず見ることができる現象。『インターナショナル・ルナ・ラブ・ナイト』として、愛と平和を願う象徴になればうれしい」と笑顔を見せる。

 観望会の開催は「フローラルゲート1」前で、17時~20時30分に開催。参加無料。中学生以下は保護者同伴が必要。曇、雨天の場合は中止。コロナウイルス感染防止のため、マスクの着用と、現地での検温・手指消毒への協力を呼び掛ける。

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