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松山で古い軍用機の格納庫「掩体壕」見学会 小中学生対象に初開催

2018(平成30)年5月「松山市指定有形文化財(歴史資料)」に指定された掩体壕(写真提供=松山市埋蔵文化財センター)

2018(平成30)年5月「松山市指定有形文化財(歴史資料)」に指定された掩体壕(写真提供=松山市埋蔵文化財センター)

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 松山市が7月25日、小中学生とその保護者を対象に松山市指定有形文化財「掩体壕(えんたいごう)」と平和資料展の見学会を初開催する。

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 掩体壕は太平洋戦争末期、全国の飛行場周辺に作られていた軍用機の格納庫。松山では現在の松山空港周辺に63基が作られたが、多くは戦後取り壊され、現在は南吉田町にコンクリート造の3基のみが残っている。

 「戦争を語り継ぐために保存が必要」と訴えていた市民らの活動が実り、2018(平成30)年5月、最も完全な形で残されていた一基が文化財に登録された。壕は1943(昭和18)年~1944(昭和19)年にかけて作られたもので、偵察機「彩雲」用といわれている。

 現在は生石地区まちづくり協議会が管理している。昨年11月から一般公開するほか、内部の見学やガイドも受け付けている。

 見学会では「平和の語り部」の戦争中の話を聞きながら掩体壕を見学し、7月22日~28日に松山市総合コミュニティセンターで開催する平和資料展で、戦争中の遺品や写真、パネルなどを見学する。

 開催時間は9時~11時。参加無料。申し込みは7月14日まで(申し込み多数の場合は抽選)。

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