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松山でバイオリンとオーボエデュオコンサート 若手音楽家の木管アンサンブル公演も

松山のアマチュア演奏家と31日から行っているセミナーの様子。同メンバーが成果を発表する「木管アンサンブル演奏会」は、北条市民会館大ホールで11月7日14時開演。入場無料。

松山のアマチュア演奏家と31日から行っているセミナーの様子。同メンバーが成果を発表する「木管アンサンブル演奏会」は、北条市民会館大ホールで11月7日14時開演。入場無料。

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 松山の教会大ホール(松山市味酒町2)で11月9日、バイオリンとオーボエのデュオコンサートが開催され、開演前には未就学児と保護者を対象にした入場無料の「お散歩リハーサル」も行われる。

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 「お散歩リハーサル」は地元音楽ファンの声を受けて、オーボエ奏者の藤井貴宏さんが企画したもの。「本格的な演奏会を聴く機会がない小さな子どもたちとその親御さんに少しでも音楽に触れてほしい。未来ある子どもたちの一つの経験の場になれば」と、未就学児とその保護者を対象に、リハーサル中の演奏を入退出自由・入場無料で楽しめる時間を設定した。

 「松山には、これまで15年で40回ほど訪れている。松山の人は、人とのつながりを大切に、丁寧にしてくれる印象」と話す藤井さん。「今回一緒に演奏するバイオリンの高橋真珠さんは、一言で言うとインスピレーションの塊で、音楽家というより宇宙人と言った方がいいような人」と笑顔を見せる。

 「バイオリンとオーボエは、どちらも人の声の波長に近いといわれており、オーケストラでも主旋律のパートを受け持つことが多い楽器。その2つがあえてデュオで演奏をすることで、歌と伴奏を交互にやり合うような面白さや、響きの良さなど大きな魅力が生まれる。高橋さんのバイオリンとのコラボだからこそ生み出せる音楽を楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 現在は、本拠地ドイツで「ドレスデン・バッハ=ゾリステン」のメンバーとして活躍。日本でも定期的にオーケストラ出演や演奏会をこなす傍ら、母校である東京藝大同窓生の依頼をきっかけに、15年にわたって愛媛大学交響楽団で指導に当たるほか、伊予高校吹奏楽部なども指導も手掛けていた。

 「今回は日本ツアーのため10月16日に来日し、14日間の待機期間を松山市近郊の山中でゆっくり過ごした。大好きな愛媛に20日近く滞在出来てとてもうれしい」と藤井さん。「10月31日からは1週間にわたって、松山在住のアマチュア演奏家とハイドンやベートーベン、シュトラウス、エネスクなどの名曲を勉強するセミナーを行っている。成果発表会として、7日に北条市民会館大ホールで木管アンサンブル演奏会も開くので、地域の若手演奏家の公演もぜひ楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 「コロナ禍で音楽活動が制限され続けてきた1年半だったが、その難局にも負けず地域の若手音楽愛好家が気持ちを持ち続けてくださった結果、一年半越しに愛媛でセミナーと演奏会を開催できることになった」と藤井さん。「セミナーを通じて名曲と言われる作品に触れることで、音楽をより深く知り、新しい感覚や発見に出合い、人と一緒に音楽を創り上げる楽しさや喜びを実感してもらえる時間にしたい」と期待を込める。

 「コロナ対策面でも安心して演奏を聞いてもらえるよう、北条市民会館大ホールという大きな会場を準備した。入場無料なので、音楽ファンはもちろん、初めての人も、子ども連れの人も気軽に来場してほしい」とも。

 藤井さんが松山の若手演奏家と共演する「木管アンサンブル演奏会」は11月7日開催。13時30分開場、14時開演。入場無料。

 デュオコンサート「バイオリンとオーボエで奏でるモーツァルトの世界」は11月9日開催。18時開場、19時開演。料金は大人=3,000円、高校生以下=2,000円。チケットの申し込みは電話またはメールで受け付ける。0歳児を含む未就学児とその保護者を対象にした「お散歩リハーサル」は17時30分~18時ごろの開催。入場無料、入退場自由。密を避けるため、メールでの事前申し込み制。

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