松山市中心部に8月2日、新業態の飲食店「the blue marble(ザ・ブルー・マーブル)」(松山市三番町5、TEL 089-945-3550)がオープンした。
店舗面積は約19坪で、席数は28席。ガラス張りで開放的な店内は、シンプルで北欧風にまとめた。「環境や人、動植物を大切に考える人を増やしたい」という願いから、アポロ17号から撮影された地球の写真の名前を店名に冠した。
「いろいろな人がつながっていけるような場にしたい」(店長の河端里香さん)と、カウンターのほか、12人が座れるほどの大きなテーブルを店内中央に配し、合い席になるような仕掛けをしている。「来店客には自然体でいてほしいという思いがあり、カフェやレストランとしての定義を持たせず、思い思いに過ごしてもらえるよう心がけている」とも。
メニューは、「ハートランドの生ビール」(500円)、「お豆とアボカドのわさび豆乳ソース」(580円)、「ベーコンとオクラのクリームパスタ」(980円)などを用意するほか、ランチやスイーツも提供する。
食材の中でも野菜を重視しているという同店。「思い入れを持って作っていると感じた地元の農家を中心に契約を交わし、仕入れるようにしている」という。金額や要望に応じて、その日に入荷した新鮮な素材で作る「お野菜ディナー」も用意し、「ベジタリアンの方にも通いやすいようにしている」という。
さらに、「店にいる誰かと会話し交流することで、来店客自身に刺激を与えられるような、社交的な空間を提供し、お客さんとともに店を作っていきたい」と話す河端さん。今後、「マーブルディ」などのイベントも企画していくという。
営業時間は11時~21時(変更の予定あり)。