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松山市で地域住民有志が手作りマスクを小学校に寄贈 作り方や洗い方共有も

手作りマスク約130枚を小学校に寄贈した「ポークビーンズとゆかいな仲間たち」メンバーら

手作りマスク約130枚を小学校に寄贈した「ポークビーンズとゆかいな仲間たち」メンバーら

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 新型コロナウイルス感染症の流行を受け、松山市の地域住民有志らが仕事の合間を縫って約130枚マスクを手作りした。さくら小学校と垣生小学校への寄贈を予定している。

 マスクの作製を行ったのは、松山市垣生で同じ職場に勤務する「ポークビーンズとゆかいな仲間たち」のメンバー15人。新型コロナウイルス感染症流行拡大の影響を受け、仕事が減少したことを機に「空いた時間で何か社会の役に立てることをしたい」と、子ども用のマスク作りを始めた。

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 代表の玉井さんは「ガーゼなどの材料が品薄になっていてなかなか手に入らなかったが、活動に賛同した社長が取り寄せて寄付してくれた生地や、自宅にあるハギレなどの材料をみんなで持ち寄ってマスク作りを始めた」と経緯について話す。

 主婦としての長年の経験から、手芸材料店で無料配布されている作り方にも一工夫を加えた。「マスクの端の部分にステッチを入れているのが一番のポイント。このひと手間で、繰り返し洗濯してもほつれたりよれたりすることなく、長く使ってもらうことができると思う」と玉井さん。 

「メンバーには、ハンドメイドが得意な人もいれば、これまでほとんど経験のない人もいる。社長の計らいで、職場内の空きスペースにミシン1台を持ち込み、裁断やアイロン、手縫いとミシンでの縫製、ラッピングなど、それぞれができることを分担してコツコツ作り上げた。色とりどりの、かわいいマスクがたくさん。臨時休校が終わって学校へ通えるようになったとき、子どもたちに少しでも楽しい気持ちで使ってもらえれば」と笑顔を見せた。

 マスク寄贈の申し出を受けた松山市の担当者は「大変な状況の中、材料費なども全て負担し手間をかけて、繰り返し使える手作りマスクを数多く寄贈してもらえることに心から感謝している。地域の小学校に配布し、マスクを用意できなかった児童や忘れた児童に渡すなどして活用したい」と話す。

 「松山市では、マスクの入手が困難な方に向けて、ハンカチを使った簡易マスクの作り方を紹介している。布マスクやハンカチマスクは、1日1回正しく洗濯して使うことが大切。洗い方や消毒の方法は、厚生労働省が動画で紹介しているので参考にしてほしい」と、マスクの適正な使用について呼び掛けた。

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