伊予・砥部で「砥部焼まつり」-80窯元から10万点の作品が集結

昨年の「砥部焼まつり」の様子

昨年の「砥部焼まつり」の様子

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 伊予の「砥部町陶街道ゆとり公園」(伊予郡砥部町千足、TEL 089-962-4600)を中心にと4月16日・17日、「砥部焼まつり2011」が開催される。

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 砥部焼発祥地である砥部の一大イベントとして毎年春に開催されている同イベント。開催は今年で28回目。町内外の80の窯元が集結し、日用食器から花器などの美術工芸品まで約10万点の砥部焼を即売。毎年10万人を超える来場者でにぎわう。メーン会場となる同園のほか、第2会場となる砥部焼伝統産業会館(砥部町大南)でもイベントを行う。

 砥部町陶街道ゆとり公園では砥部焼大即売会や県内物産即売会、バザーのほか、目玉安価商品として5,000点の掘り出し物を即売。有料の絵付け体験コーナーでは、絵付けした作品を後日焼き上げ郵送する。無料のろくろチャレンジコーナーも展開。「砥部焼の里スタンプラリー」ではイベント会場のほか砥部にゆかりのある地にポイントを設置する。

 17日には「ゆるキャラ」イベントも開催。砥部町の「とべっち」、愛媛新聞の「ピント」、松山城の「よしあきくん」、えひめこどもの城の「コシロちゃん」といったゆるキャラが一堂に集まり、クイズ大会や握手会に登場する。

 砥部焼伝統産業会館では「砥部焼新作展2011」が行われ、約40窯元の新作を展示即売する。町長賞などを受賞した作品も展示され、毎年好評のイベントだという。参加者が砥部焼の価格を決めて落札する「砥部焼チャリティーオークション」の売り上げは毎年社会福祉事業団体などに寄付していたが、今年は東日本大震災の義援金に充てる。5,000円以上の購入客には、両日先着1,500人に「砥部焼」を進呈する。

 開催時間は9時~18時。

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